お気に入りのモノに囲まれたシンプルな暮らしを配信をしています。みぃです。
「シンプル」と「ミニマル」の違いを知っていますか?
「シンプルライフ」「ミニマルライフ」とよく聞くけど、2つの違いがよくわからない…
私は「シンプル=色や素材が統一されている、ミニマル=究極に少ない」というイメージがありました。なんとなく違いはわかるような気がする…けど説明しようと思うと以外と難しいのではないでしょうか?こ記事では「シンプル」と「ミニマル」の違いについて解説していきたいと思います。
「シンプル」と「ミニマル」の違いとは
まず「シンプル」と「ミニマル」を日本語に直訳すと、このような意味になります。
- シンプル=簡素・単純・質素
- ミニマル=最小・最低限
直訳すると似ていると思っていた2つの言葉にも違いがわかるようになります。シンプルは「モノの数」を表してはいませんが、「ミニマル」は最小限の意味を持つように、「モノの数」の少なさを強調させる言葉です。
「超ミニマル主義」の著者である四角大輔さんは、「シンプル」と「ミニマル」の違いについて次のように述べています。
「ミニマルとシンプルの違いって何?」と、よく聞かれるのですが、シンプルというのは、どんどん削ぎ落とした結果、特徴がなくなっていく状態です。ミニマルというのは、削ぎ落とした結果、ある特徴が際立つということです。
yahooニュースより
シンプルライフとは
シンプルライフとは
暮らしを単純化してシンプルに暮らす、自分にとっての適正量を持っている
シンプリストの特徴
- 色や素材を同じものに揃えて統一感がある
- モノの数にこだわらず、自分にとって適正量を所有する
- 暮らしの快適さを重視する
暮らしをできるだけ簡素化し、色や素材などを統一感のあるものでまとめます。モノの数は最小に決まりはありません。自分が適正だと思う量を持ちすぎない程度に所有します。
統一感を持つ
シンプルライフは統一感があり、簡素化したライフスタイルです。先程お話した四角さんの言う「シンプルとミニマルの違い」に上げましたが、ミニマルライフのように強調するモノがありません。素材や色をできるだけ統一し、シンプルさを重視します。
モノの数を減らすことが目的ではない
ミニマルライフのように「生活に必要な最小限までモノを減らす」ことを目的にしていません。快適な暮らしを送るために、「必要以上にモノを持ちすぎない」ようにしつつ、暮らしを豊かにしてくれる好きなモノやお気に入りのアイテムを所有します。
お気に入りのモノのために数を減らす
シンプルライフは好きなものに囲まれた暮らしをするために、それ以外のモノの数を減らします。断捨離するときも「いる」「いらない」、「使う」「使わない」だけで判断せず、「お気に入りかどうか」も視野に入れてモノ選びをします。
ミニマリストとは
ミニマリストの特徴
- 生活に必要最小限のモノだけを所有する
- モノの数を極限まで削ぎ落とす
- 持たない暮らしが心地良い
シンプルライフと大きな違いは「生活に必要なモノを最小限持つ」こと。お気に入りのモノを少なめに持つシンプリストとの大きな違いです。持たない暮らしの心地よさを重視しているライフスタイルです。
大量消費社会から生まれたミニマルライフ
モノが少なく貴重だった時代を終えて、欲しいものは大抵手に入る時代になりました。世の中は消費者にモノを買わせるしくみで溢れています。大量消費社会に入った今、モノとの向き合い方を改めて考えるようになり「ミニマルライフ」が注目されるようになりました。
モノの数を削ぎ落とす
持っているものを生活する中で「必要かそうでないか」で取捨選択をします。「お気に入りだから」「好きだから」という理由ではなく、生活する上でなくてはならないモノだけを所有します。人にもよりますがテレビやベッド、冷蔵庫などもなくても暮らせる方もいらっしゃいます。
「持たない暮らし」が心地良い
モノが少ないと、いつでもどこへでも身軽で出かけられます。必要最小限のモノになれば広い家も大きな収納も不要になります。持たない暮らしの心地よさを大切にしているのがミニマルライフと言えます。
似ているようで似ていない?2つのライフスタイル
モノの数に大きな違いがある双方のライフスタイル
どちらのライフスタイルも「シンプル」なのに変わりはありません。大きく異なるのがモノの数だと思います。
モノを極限まで減らしたいなら「ミニマルライフ」
「これさえあれば生活できる」くらいモノを減らしたいのであれば、ミニマルライフが向いていると思います。大量消費社会の中で多くの人が必要のないモノまで所有しています。本当に必要なモノは実はそう多くはないはずです。そんな暮らしから脱却し、モノの執着から抜け出せるのがミニマルライフ。持たない暮らしを追求し、身軽に暮らしたい人向けです。
暮らしの快適さを求めるなら「シンプルライフ」
モノの数よりも、暮らしやすさを追求するのはシンプルライフです。快適に暮らすために適正な量を所持します。モノの数に決まりはありませんが、多すぎるモノは家事や管理を複雑化されるため、できるだけ簡素化します。自分の好きなモノやお気に入りのモノに囲まれた暮らしは、生活の質も向上し日々の暮らしをより豊かにしてくれます。モノは必要以上に持ちすぎず、快適に暮らすためのモノ達と暮らしたい人向けです。
どちらも素敵だけど、私が目指すのはシンプルライフ
私が目指すのは「シンプルライフ」
「お気に入りのモノに囲まれて暮らしたいから、それ以外のモノを減らす」、私が目指すのは「シンプルライフ」
モノと向き合い必要最小限のモノと暮らすミニマルライフは魅力的だと感じます。私自身大量のモノに囲まれた暮らしをし、必要以上にモノを消費する暮らしをしてきました。大量消費社会から脱却するためにミニマルライフが注目されている理由もよく理解できます。暮らしを見直しはじめた頃はミニマルライフを目指していました。
減らすことよりも快適な暮らしを重視したい
多すぎるモノに囲まれた暮らしは暮らしの質を低下させます。モノがごちゃごちゃして落ち着かない部屋は、視界から入る情報量が多くストレスを与えます。片付けも掃除も手間がかかり、家事の負担を大きくさせます。このような暮らしが「快適」と言えるのでしょうか?快適な暮らしのためにモノを減らすことはとても有効です。でも大切なモノまで手放したくないし、大事な思い出もとっておきたい。持っていることで私の暮らしを豊かにしてくれるモノまで手放す必要はないと考えています。
ミニマルな思考も大切にしたい
ミニマリストほどモノを減らせなくても「ミニマルな思考」は大切にしたいです。モノがこれ以上増えないために1つ買ったら1つ手放すことを鉄則しています。本当にお気に入りのアイテムを所有することは物欲を抑え、新しいモノを追い続けなくなります。以前の私は消費することばかりに意識が向き、持っているものを大切にできない時期がありました。「足りるを知る」今あるもので十分だと思えるモノ選びをし、消費することを徐々に減らしたいと思っています。
おわりに
ミニマルライフとシンプルライフ、どちらも明確な定義はなく「正解」はない
どちらの言葉にも明確な定義はありません。自分自身がミニマルライフだと思うのならそうだと思いますし、明確な基準も存在していません。「モノを最小限に減らす暮らしを追求したい」「暮らしの快適さを追求したい」どちらも暮らしを良くするための手段です。
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